更新日 2014年08月17日
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朝鮮文化独特の思考様式『 恨 』(はん)
日本人の『怨む』感情は、『和』で解決している。
『恨む・怨む・憾む(うらむ)』を大辞林で調べると
『恨む・怨む・憾む(うらむ)』を大辞林で調べると
( 動マ五[四] ) 動詞・ラ行五段活用・古文では四段活用
  • 人から不利益を受けた,としてその人に対する不満や不快感を心に抱き続ける。
  • (「憾む」とも書く)思い通り,あるいは理想通りにならないことを残念に思う。
  • 不満や嘆きを人に訴える。うらみ言を言う。
  • 復讐(ふくしゆう)する。うらみを晴らす。
日本の大辞林を日本語で調べているので、日本人向けの解説である。
『怨み』の感情を、相手と交渉して解決したり、時間の経過と共に忘れてたり、違う事でストレスを発散したり、直接行動で解決したり、何らかの方法で『怨む』の感情を取り除く事ができる。
日本人の『和』の精神 聖徳太子の作ったとされる法文の『十七条憲法』の第一条
『以和爲貴』(和を以って貴しと為す)聖徳太子の作ったとされる法文の『十七条憲法』の第一条に記されている。
日本書紀に記載されている原文
『一曰、以和爲貴、無忤爲宗。人皆有黨。亦少達者。以是、或不順君父。乍違于隣里。然上和下睦、諧於論事、則事理自通。何事不成。』
現代語訳
『第1条、和を大事にし、反抗することのないよう心がけよ。 人は誰しもが仲間をもっているが、道理を悟っている者は少ない。それゆえ、君主や父に従わなかったり、身近な人と仲違いしたりする。しかし上に立つ者がなごやかで下の者が仲良く意見を述べあえば、自然にものの道理がわかり、すべての事がうまくいくだろう。』
日本の『和』の意味
『和』の字の由来は、「禾」の部分が軍門に立てる標識を意味し、「口」の部分が誓いの書簡を入れる箱を指します。つまり、敵対する者同士を和解させる意味を持っているのです。
『和える』(あえる)は料理などで良く使われる言葉です。「和える」とは「異なるものを混ぜ合わせ、馴染ませること」という意味を持っています。料理以外に使われ、男女、日本人と外人など互いに異なるものを『調和』させる事を意味しています。
日本人は個人的な『怨む』感情より、『和』の精神が優先される。
日本人にも『怨む』感情はある。意見の対立が有ったり、利益の奪い合いが起きる事もある。だが、双方が『怨む』感情を持ち対立し合っていても、大きな災害が起きれば双方とも協力し合いながら、災害を克服しなければならない。意見が違う事を認め合いながら『調和』する事を優先して、大きな問題を乗り越えてきた民族が大和民族である。
解決できない『怨み』持ち続ける必要は無いし、『怨み』をはらす必要も無いのである。その都度『和』の精神で解決して行けばいいのだ。